Notes 2023  

 
 
    
 
 
 

2021.12.27

 JPSの国際交流委員会を離れたのですが、理事の桑原史成さんに声をかけていただき、国際交流委員会の年末の会に参加しました。声をかけていただけるのは、ありがたいことです。懐かしい面々との再会はいいものですね。
 桑原さんの提案で、国際交流委員会に関わった人たちで、来年グループ写真展を開催する方向になりました。また発表の機会ができるのは、嬉しいことです。次は何を出品するか、考えるのも楽しいですね。


2021.12.17

 病気療養中だった真山隼人さんが回復して、かなり元気になりました。以前と変わらぬ張りのある声にもどっています。三途の川を見て来た、という話をしてくれましたが、それを笑い話にできるので、ようやく安心できました。来年1月15日、16日に復帰公演を大阪で開催、2月には東京でも公演予定です。それにしても復帰できるところまできたので、ほんとうによかったです。


2021.12.15

 京都・南座の吉例顔見世興行にいって来ました。紅葉のピークが過ぎたからでしょうか、平日の京都の街中は思ったより空いていて、移動もしやすかったです。撮影は、6年ぶりの曽根崎心中だったので忘れているところも多く、舞台も暗いので少し苦労しましたが、惹きつけられる舞台でした


2021.12.10

 40日間に渡って展示させていただいた写真展も、本日終了しました。大勢の方に来場していただきありがとうございました。ビルの回廊という場所柄か、写真を見に来たわけではない人たちにまで写真を見てもらえたので、大変良かったと思います。快晴堂の佐藤さんには感謝です。長丁場でしたが、できるだけ在廊して、来場された方とお話しでき、いろいろな刺激もいただきました。また、次の写真展につなげられればと思います。
 明日からは田沼武能さんの写真展が、同じ会場で始まります。ぜひこちらにも足を運んでいただきたいと思います。


2021.12.9

 写真展もいよいよ残り1日になりました。今日は、桑原史成さんが立ち寄ってくれました。JPSに入会してすぐに、理事の桑原さんから国際交流委員会に声をかけていただいたことで、快晴堂の佐藤さんと知り合い、この写真展につながりました。人の出会いは大切にしたいものです。


2021.12.4

 写真展「五木に生きる」「山里の記憶」は12月10日までの開催となりました。残り1週間ですが、よろしくお願いします。今のところ9日、10日は、午後3時すぎから在廊する予定です。最終日の10日は午後4時30分ごろで終了です。


2021.12.1

 写真家の井津建郎さんとゆっくり話す機会がありました。シルバープリントやプラチナプリントの話、キュレーターとの関係など勉強になる話ばかりでした。ピカソの青の時代のオマージュで青の感光層増やして、青をより強く感じるようにした青のシリーズの話は、興味深かったです。こうした機会があったのも、人の縁。特に今回は、快晴堂さんで写真展をやらせていただいたことが大きいです。様々なところで出会う人たちとの縁を大切にしていきたいです。


2021.11.29

 今日は写真家の吉野信さんが来場してくれました。週に一度程度しか在廊していないのですが、ちょうど在廊する日でよかったです。快晴堂フォトサロンは、オーナーの写真家の佐藤仁重さんの人柄で、JPSの多くの方たちのハブのようになっています。ありがたいことに、写真教室も開催しているので、多くのアマチュアの方にも見ていただけ、写真展の開催場所としてはいい場所でした。会期は明日まででしたが、12月10日頃まで延長して展示していますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご来場ください


2021.11.25

 写真展の会期もいよいよ最終盤にかかって来ました。毎日在廊しているわけではありませんが、来場していただいた方とお話しするのはとても楽しいことで、いろいろな思いを聞くことで、今後の撮影の参考にさせていただくものもあります。今後の在廊予定は、27日14時すぎから、29日14時ごろからの予定です。姿が見えない時は、1階にある快晴堂フォトサロンを覗いてみてください。今の予定では30日までの展示ですが、もしかしたら、展示自体が少し延長になるかもしれません


2021.11.23

 東京・日本橋小伝馬町のルーニィ・247ファインアーツで開かれている井津建郎さんの写真展「地図のない旅」を見て来ました。シルバープリントとプラチナプリントで制作された作品はいつまでも見ていられる、なんとも言えない存在感が迫って来ます。12月5日まで(無休、12:00〜19:00、最終日のみ16:00まで)開催されていますので、ぜひ足をお運びください。

 JPS国際交流委員会の企画「表現者たち」でも井津建郎さんを取り上げています。こちらもご覧くだい。


2021.11.20

 アマチュアの方たちの写真クラブの写真審査をやらせてもらいました。みなさんそれぞれの興味から、街角のスナップ、都市や自然風景を独自の目線で上手く捉えた写真がたくさんありました。身近なところでも、被写体を上手く見つけて写真に仕上げていると思いました。こういう写真を審査することも、刺激になることも多く、楽しい時間でした。こうした機会を作ってくれた快晴堂さんには、感謝です。


2021.11.16

 本日在廊していました。見に来ていただいた方と話しながら写真を見ていただきました。ドキュメンタリーは、撮影の状況などをお話しするとまた写真の見方が変わってくるので、良かったみたいです。こちらも話しながらだと楽しいですね。この後の在廊日は、20日14時ごろから、24日15時ごろから、29日14時ごろからの予定です。変わることもあるので、そのときは申し訳ありません。


2021.11.15

 写真展「五木に生きる」も、早いもので会期は残り半分になりました。毎日在廊できるわけではないので、色々失礼させていただいています。多くの方にメッセージを残していただいているので、大変ありがたいことです。できる限り直接お会いしてお話しできればと思っています。この先の在廊予定ですが16日、24日、いずれも15時くらいからの予定です。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


2021.11.13

 赤坂大歌舞伎の撮影に行ってきました。初めてのTBS赤坂ACTシアターでした。すこし客席後方がせり上がっているので、やや見下ろしの撮影でした。今回は、ほとんど現場で一緒になることがなかった松竹のカメラマンたちと知り合うことができたのは、ひとつの収穫でした。


2021.11.11

 JPS2019同期有志写真展Seamlessは、本日終了しました。大勢のご来場ありがとうございました。今回同期展を開催したこともあり、同期の方たちとの親交が深まり、その意味でも有意義な写真展でした。何年先になるかわかりませんが、第2回が開催できればと思います。


2021.11.10

 写真展会場で在廊して来場者とお話をすることは、写真の撮影状況などをお話するいい機会だと思っています。展示だけでは伝えられない部分をお伝えできればと思います。週に1日ほど、しかも3時間ほどしか在廊していないので、大変申し訳ないのですが、今週は12日、来週は16日に、いずれも15時から在廊予定です。大概は2階会場にいますが、姿が見えなかったら1階の快晴堂フォトサロンを訪ねてみてください。


2021.11.9

 Seamlessの写真展会場に、真山隼人さんのファンの方が見えられました。隼人さんは今病気療養中なので、展示されている写真をじっと見ておられました。今回は隼人さんの応援の意味を込めての展示でもあるので、1日も早い回復をお祈りしています。


021.11.7

 講演会のご来場ありがとうございました。また、熱心に聞いていただき質問もたくさんいただき、お話しする側としても楽しい会でした。こうした講演会などを通じて、五木の写真などに触れてもらえれば幸いです。


2021.11.5

 JPS2019同期有志写真展 Seamlessも、今日から富士フォトギャラリー銀座(東京都中央区銀座1丁目)で始まりました。初日から大勢の人に来場していただきありがとうございます。展示している写真の販売、写真集やポストカードなどの販売もありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。


2021.11.4

 富士フォトギャラリー銀座(東京都中央区)で開催されるJPS2019同期有志写真展の飾り付けが終わりました。いよいよ明日から開催です。こちらの写真展には、浪曲師の真山隼人さんと曲師の沢村さくらさんの写真を展示しています。真山隼人さんは病気療養中なので、お見舞いと一日も早い復帰を願い応援の意味を込めて、展示させてもらいました。
 富士フォトギャラリー銀座と丸の内フォトギャラリーは歩いても5分程度なので、どちらも見ていただくことができます。ぜひ両方にお立ち寄りください。


2021.11.3

 丸の内フォトギャラリーは、回廊の壁なので、手前のソファーに座っている人もいて少し写真を見るのに気がひけるかもしれませんが、どうぞゆっくり見てください。12日、16日、24日の15時〜18時は在廊予定ですので、ぜひお越しください。在廊といっても、ソファーに座っていると思います。もし姿が見えなかったら1階にある快晴堂フォトサロンをのぞいて見てください。そちらにいると思います。


2021.11.1

 今日から写真展が始まりました。午後からしか在廊できなかったのですが、多くの方に見ていただき、お話もできました。ご来場ありがとうございました。週に一度くらいしか在廊できませんが、連絡をいただければ、都合がつく日であればその日に在廊するようにします。
 6日の講演会は、まだ空席があるので、当日いらしても入場できます。興味のある方はぜひご来場ください。


 
2021.10.29

 丸の内での写真展の飾り付けを終えました。2階回廊では「五木と生きる」で五木村頭地の集落がなくなり始めているところと、最後まで川辺川ダム水没予定地に暮らしていた尾方茂さん夫妻の暮らしを展示しています。1階の展示スペースでは、「山里の記憶」として五木村の各地の集落に伝わってきた行事や風習を展示しています。お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

  
  

 


2021.10.28

 「坂田藤十郎偲ぶ会」に行ってきました。鴈治郎さん、扇雀さんの一門の方たちが勢揃いしていました。午後は一般の方たちが大勢、献花に訪れて藤十郎さんの人気の高さが改めてわかりました。
 歌舞伎に触れたのが遅いので、藤十郎さんの脂ののった頃の舞台を見たことがありません。話を聞くたびに、その頃の舞台を見たかったなと思います


2021.10.26

 五木歳時記を出したのが2014年ですが、それから7年で、いろいろな行事がなくなっています。人が少なくなっていることや年をとって続けられないというような理由で、昔ながらの風習や行事が次第に消えてしまうのは仕方ないことなのでしょうが、何かできないものでしょうか。消えて行く行事の資料を教育委員会が集めています。今のうちに集めておかないと消えてしますので大切なことですが、資料室にある資料だけになるのは寂しいものです。日本の山村はどこも同じなのでしょう。五木は人が暮らすにはいいところなのですが、生業となるものがここでは維持しにくいことが問題ですね。


2021.10.25

 五木村は紅葉が始まろうとしています。村民のコロナ感染者がいないこともあり、比較的落ち着いた雰囲気です。土日には村外からのお客さんも多くなり、道の駅も賑わいが戻り始めています。これから紅葉の季節、お隣の五家荘に行く人が多いのですが、五木にも立ち寄っていただけるといいですね。


2021.10.21

 JPS同期展Seamlessに6点の写真を出品することになりました。専門の4点は浪曲の写真、専門外として展示する2点はヒグマの写真にしました。今回の写真展は広告写真もあれば建築写真も動物写真もあり、ジャンルの幅広さに驚かされます。なかなか面白い同期が揃っていることがわかります。見ていただくことも楽しみです。


2021.10.20

 国立劇場で行われている歌舞伎、伊勢音頭恋寝刃の撮影をしてきました。7月に松竹座で見たばかりですが、当たり前のことですが、演出が違うとかなり違うので、初めてのもののように楽しめました。コロナの新規感染者がかなり減っていますが、まだ劇場にお客さんが戻ってきていません。思ったより空席がありました。


2021.10.17

 写真展の準備も大詰めになってきました。挨拶文や添える地図など、ほとんどが手作りなので、間違いがないか、表現はいいか、改めて気になるところを直しています。メインの「五木に生きる」の方は、すでに作成したパネルをフレームマン さんに預けて展示してもらうので自分でやる部分は少ないのですが、同時開催の「山里の記憶」は、お借りする額に合わせて自分のプリンターで出力するので、サイズチェックなど、うっかりしてしまうこともあります。
 とはいえ開催まで2週間というところまで来ると、現実味を持った楽しみになってきます。JPSの同期展もあるので、こういうことが続けば…なんて思ってしまいます。同期展の方は、写真展で発表するのが初めてのものばかりなので、見た方の声も聞きたいところです。


2021.10.11

 遅くなりましたが、JPS同期写真展のDMを手に入れました。「Seamless」というタイトルで、11月5日(金)〜11日(木)、東京都中央区銀座1丁目の富士フォトギャラリー銀座で開かれます。様々な写真を専門とする写真家が専門の写真とそれ以外の写真を出品しますので、ジャンルの幅の広い写真展になると思います。私は浪曲の写真を出品します。ぜひお立ち寄りください


2021.10.10

 1階のアートスペース丸の内に展示する「山里の記憶」には、五木村の瀬目集落で行われていた「みょうごさん」の写真を展示することにしました。なかなか都合が合わず撮影できなかったので、五木歳時記には収録されていないものですが、撮影できた時が最後の祭りでした。掛け軸を回り持ちでお祀りしてきたのですが、掛け軸が痛んできたことと、集落の人たちが高齢化して減ってしまったことから、掛け軸をお寺に預けて回り持ちはやめるということになったのです。昔からの風習が途絶えていくのはさみしいものです。写真展には他に、五木歳時記から12点を展示します。


2021.10.3

 今回の写真展「五木に生きる」では、序盤は移転が進む頭地集落の姿を見ていただき、中盤から尾方茂さんの写真を並べるつもりです。その準備をしていて、農作業をしているころの茂さんはすごくいい顔をしているなと、改めて思いました。ほとんどしなくなってからの茂さんは顔つきが変わっているのがわかります。妻のチユキさんが病で村を出て、ひとり人暮らしになったこともあり、寂しさが漂っています。写真を見ると、もっと茂さんと話をしておけばよかったと思うことしきりです。


2021.10.2

 JPSの2019年入会同期で開く写真展は「Seamless」というタイトルになりました。富士フォトギャラリー銀座(東京都中央区銀座1丁目)で、11月5日〜11日の期間で開かれます。参加者一人ひとりが専門にしている分野の写真と全く別の分野の写真の両方を出品するので、どんな写真がでてくることか楽しみな展覧会です。様々な分野で仕事をしている仲間なので、そもそも幅広い分野の写真が並ぶのですが、それにプラスアルファされるので見るのも楽しみです


2021.9.14

 西麻布の住宅街にあるギャラリーイー・エム西麻布(東京都港区西麻布4-17-10)で開かれている桑原史成さんの写真展「MINAMATA」を見てきました。水俣の写真は迫るものがあり、丹念に取材していたことがよくわかります。ユージン・スミスを描いた映画も公開になり、あらためて見たかった写真が並んでいました。10月16日まで、月、火休館、入場無料なので、ぜひ足を運んでください。


2021.9.10

 11月に丸の内フォトギャラリーで開催する五木村に関する写真展は「五木に生きる〜川辺川ダム水没予定地最後の姿〜」になりました。ここでは頭地集落の最後の姿と尾方茂さん夫妻の暮らしの写真35点を展示します。同じビル1階の展示スペース、アートスペース丸の内では「山里の記憶〜子守唄の里・五木村の風習」と題して写真集「五木歳時記」の中から13点を展示します。ようやく写真展名などが決まりましたので、お知らせいたします。開催案内は、Newsのコーナーに掲載しました。


2021.9.4

 なんとなんと11月にJPSの2019年入会同期で写真展を開催することになりました。すでに会場を押さえているので、中止になることはないと思うのですが日程的には慌ただしいことになりました。とはいえ同期展ができるのであれば、それは楽しいことです。JPS入会時の新入会員展以来のものですが、様々な業種の写真家の作品なので、面白い作品展になりそうです。詳細が決まりましたら、随時お知らせしますので楽しみにしていてください。


2021.9.1

 11月の写真展は、写真集「五木の詩」と「土と生きる」から35点を展示するものをメインにすることにしました。「五木歳時記」の写真は併催会場に10点ほど展示する予定です。講演会に合わせて展示できるので、ありがたいことです。間もなく展覧会名などを確定して、皆さんに公表できると思います


2021.8.21

 家の大掃除をして、ついに暗室用品の多くを処分しました。簡易暗室を作ってプリントしたのは、もう30年前のこと。さすがにもう家でのプリントはしないので、処分することにしました。バットなどかさばるものも多く、ものがなくなるとスッキリして、ある意味気持ちいいです。それでもフィルム現像はするかも、などとやりそうもないのにステンレスタンクやダークバックなどは残しています。何台か処分してしまいましたがフィルムカメラもまだ持っているので、もしかしたら使うことがあるかもです。


021.8.20

 久しぶりに朝の虹を見ました。虹に気づいて慌てて家にカメラを取りに戻りましたが、撮影するときには虹が薄くなってしまっていました。撮影はできませんでしたが、朝から虹を見るとなんとも気分がいいですね


2021.8.17

 写真展のために準備を進めている中で、額装をいつもお願いしていた方に連絡を取ろうとしたら携帯電話が使われていない状態になっていました。2年前にお世話になったのが最後だったので、この2年の間にどうしたのかなと、会社の方に連絡を取ったところ、退社されたとか。しかも理由は野菜作りをしたいとのこと。意外な理由に驚きました。キヤノンギャラリーでの写真展ではいつもお世話になっていたので、2014年からのおつきあいでした。今回、担当の方が変わりますが、またお世話になることになりそうです


2021.8.16

 11月の写真展は、「土と生きる」からと考えていましたが、せっかく展示の機会をいただいたので「五木の詩」を交えたものにすることを検討しています。どちらも川辺川ダム水没予定地でのことなので、頭地集落最後の姿としてまとめようかと思います。まだ時間がありますので、色々と考えることが楽しいですね


2021.8.7

 歌舞伎座での八月花形歌舞伎に行ってきました。「真景累ヶ淵」と「仇ゆめ」どちらも舞台は面白いものでした。緊急事態の最中で席の間隔が空けられていますが、座れる席はほぼ満席状態に見えました。まだ楽屋の立ち入りが制限されているので、いつになったら正常に戻るのやらです。
 このところ500mmの調子が少し悪くなってきているのが心配です。なにしろ31年使っているので、まともに動いているのが不思議なくらいのレンズです。500mmはまだRFレンズが発売になっていないので、今壊れてもらっては困るところです。


2021.8.2

 11月の講演会に合わせて写真集「土と生きる」の写真を展示する写真展を開催する方向になりました。2019年にキヤノンギャラリーで開いた写真展とほぼ同じ内容になりそうですが、できるだけ多くの方に見ていただきたいので、また新たな方たちに見ていただく機会ができることは、大変嬉しいことです。詳細が決まりましたら、あらためてお知らせいたします。


2021.7.30

 ピクトリコギャラリー(東京都墨田区横網)で開かれている山口規子さんの写真展「ARTIGIANO」に行ったところ思いがけなくご本人がいらっしゃいました。2019年以来の久しぶりの再会でした。今回の写真はイタリア・サルディーニャ島の職人の人たちを撮ったものでした。人の生き様を撮った写真が好きなので、いつも楽しみに見に行っています。8月7日(土)まで開催されているので、興味のある方はどうぞご覧になってください


2021.7.21

 講演会「五木村と人々を見つめて」は11月6日(土)に開催します。11月とはいえ、新型コロナウイルスの感染状況がどうなっているかわかりません。ワクチン接種もまだまだかもしれませんので、以前と同じく定員50人として、席の間隔を広く取ることにしました。詳しいことなどは全日本写真連盟(03-5540-7413、ajaps@photo-asahi.com)にお問い合わせください。Newsにチラシを掲載していますのでご覧ください。


2021.7.14

 延期されていた講演会「五木村と人々を見つめて」は、11月6日(土)に延期前と同じ場所で開催することになりました。新型コロナウイルスの影響が気になるところですが、11月であればワクチン接種もかなり進むであろうことから、なんとか開催できると思います。詳しいことなどは全日本写真連盟(03-5540-7413、ajaps@photo-asahi.com)にお問い合わせください。チラシができましたらこちらでも紹介します。


2021.7.10

 大阪・松竹座での七月大歌舞伎に行きました。今回は鴈治郎さんが新型コロナの濃厚接触者になったために、新口村では扇雀さんが代役で忠兵衛と孫右衛門の二役でした。老け役を見るのは初めてかもしれません。前回は忠兵衛を藤十郎さんがやっていた役ですが、これまで以上に容姿が似て見えたのであらためて驚きました。貴重な記録になったかもしれません。


2021.7.4

 浅草・木馬亭での曲師の会の撮影に行ってきました。曲師の会は、毎回趣向を凝らしていて撮影しながらも楽しい会です。それにしても隼人さんの特徴をつかんだ節真似はすごいですね。思わずお客様と一緒に拍手してしまいました。まだまだコロナの影響で掛け声禁止なので、少し寂しいところもありますが、会場はだいぶ以前に戻ってきました。まだマスクをしたまま撮影しなければならず、これは早く解消したいですね。


2021.6.28

 先日、東京都千代田区丸の内の新東京ビルにあるアートスペース丸の内で開かれている石井真弓さんの写真展「ミャンマーへの祈り」と同じビルにある丸の内フォトギャラリーで開かれている中村惠美さんの写真展「RING OF LIFE 〜 北極と南極の命が今ここでひとつに」を見て来ました。石井さんの写真では、中央あたりに展示されている家族らしき写真の男性の表情と仕草の形がなんとも言えずいいです。中村さんの写真は大胆なカットもあり、動物の世界の迫力と雄大さを感じさせてくれます。こうして写真展を見ると自分でもやりたくなりますね。しばらく先になりますが、いずれやります


2021.6.20

 2ヶ月ぶりに中村扇雀さんの舞台の撮影に行ってきました。国立劇場での歌舞伎鑑賞教室です。普段歌舞伎に触れたことのない生徒さんたちが、学校単位で見にきていました。演目は人情噺文七元結。落語を脚色した歌舞伎なので、笑いの多い面白い舞台です。ずいぶん前に芝翫さんと扇雀さんの組み合わせで撮影したことがありましたが、今回は松緑さんとの組み合わせで、また一味違った面白みがありました。こういう舞台だと、撮影しながらも笑ってしまいますね。楽しみながら撮影ができました。


021.6.13

 緊急事態宣言が続く中で、家にいる時間が取れるようになり、古い写真の整理が進みました。1990年代は、動物写真に目覚めている時期で、野鳥やヒグマを撮影していました。ちょうどその時期の動物写真の整理をしていましたが、古い写真の整理は、昔の思い出にもひたる楽しい時間です。中にはぜひ見てもらいたいという写真もあり、写真展などが頭をよぎります。少し古い写真になってしまうので、それでもいいのかと思うこともありますが、みなさんにお見せできる機会が作れるか考えて行きたいと思います。


2021.6.4

 延期されている講演会「五木村と人々を見つめて」ですが、11月ごろに開催する方向で検討しています。新型コロナの感染拡大の影響で延期を余儀なくされましたが、11月ごろであればワクチン接種も進んで、リアルで開催することが可能ではないかということになりました。詳細が決まりましたら、改めておしらせします。前回申し込んでいただいた方々には、主催者の全日本写真連盟から知らせていただくようにします


2021.6.2

 よく撮影している浪曲師の真山隼人さんのホームページができました。口演情報やツイッターの表示、さらには曲師の沢村さくらさんのコーナーもあります。ぜひご覧になってください。
・真山隼人さんホームページ  https://roukyoku8810.com


2021.5.22

 日本写真家協会(JPS)の国際交流委員会の企画「表現者たち」をまとめて見ることができるJPSホームページの入口ができました。入口から入ると全6回の一覧があり、それぞれの回を見ることができます。どの回も見応え、読みごたえがあるものなので、ぜひ見ていただきたいです。お時間がある時にどうぞ。
・表現者たち https://www.jps.gr.jp/kokusai_expresser/


2021.5.21

 日本写真家協会の国際交流委員会の企画「表現者たち」の6回目が公開されました。今回は細江英公さんです。三島由紀夫を被写体とした「薔薇刑」や「鎌鼬」「ガウディの宇宙」について語っています。是非ご覧になってください。
・表現者たち https://www.jps.gr.jp/kokusaikikaku06/


2021.5.15

 再開されたコクーン歌舞伎、夏祭浪花鑑の撮影をしました。コクーンは歌舞伎座と違い、舞台に対して客席が少し高くなっているので、歌舞伎座よりやや見下ろしの舞台撮影になります。ただ、客席最後方でも、距離は若干近いですね。舞台も面白く、結構見入ってしまいました。


2021.5.10

 緊急事態が延長されましたが、歌舞伎は12日から再開されることになりました。延長の影響を受けずに良かったです。それでもまだ、客席を満席にすることはできません。この状態はいつまで続くのでしょうか。早く日常を取り戻したいものです。


2021.5.7

 日本写真家協会(JPS)の国際交流委員会で一緒に仕事をしている。烏里烏沙さんの講演会「中国少数民族は今」が、6月5日(土)16:30から東京都練馬区役所の本庁舎20階、交流会場で開かれます。烏里烏沙さんは、中国の少数民族の写真を撮り続けており、日中の写真家や写真愛好家の架け橋になる仕事もしています。興味深い話がたくさんあるので、ぜひ足をお運びください。


2021.5.1

 またまた緊急事態宣言され、歌舞伎も5月11日まで休演となってしまいました。撮影の予定も延期です。歌舞伎は1席おきになっていますし、大向こうもないので、感染のリスクは少ないでしょうが仕方ないところです。今のところ、12日から再開予定ですが緊急事態が延長されれば、また変更になることでしょう。延長されないことを願うばかりです。


2021.4.25

 日本写真家協会(JPS)の国際交流委員会で企画している「表現者たち」の5回目が公開されています。今回は、アメリカで写真家活動をしている小池キヨミチさんです。写真のクオリティも高く、内容も魅力的です。小池さんが最後に記している「出来ることを出来る時に精一杯やっていく」という言葉は大切ですね。このところコロナ禍のために、出来たはずのことがなかなかできなくなってしまっています。それでも出来る限りのことを続けて行くことですね。
・表現者たち https://www.jps.gr.jp/kokusaikikaku05/


2021.4.16

 延期している講演会「五木村と人々を見つめて」を秋にはできないかなと模索しています。新型コロナウイルスの変異ウイルスが猛威を振るいはじめていて、この先の感染状況はわかりませんが、ワクチンも少しずつ接種が進んでいるので、秋には今よりは感染状況が良くなっているのではと思います。現在も様々な講演会がこのコロナ禍の中で開催されているので、定員50人と大人数でもない講演会ですから、感染対策をきちんと施していればなんとか開催できるのではないでしょうか。そのときに緊急事態宣言が出ていなければ、開催可能だと思われるので、主催する全日本写真連盟さんと打ち合わせて日程が決まりましたら、またお知らせします。


2021.4.15

 「日本カメラ」が休刊するというニュースが入ってきました。かつて「日本カメラ」「アサヒカメラ」「カメラ毎日」の3大カメラ雑誌がしのぎを削っていた時代がありましたが、ついに最後の「日本カメラ」もなくなることになってしまいました。5月号が最後ということで、寂しい限りです。一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラも、昔ほど売れてはいないようですから、こうしたカメラ雑誌を買い求める人も少ないのでしょう。


2021.4.12

 長距離の移動にはANAをよく利用するのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、またまた欠航になった連絡がありました。早朝の便を予約することが多いですが、早朝の便は欠航しやすいですね。昨年から何度便の振替をしたことか、今回も朝の2便目に変更しました。まだまだ飛行機を利用する人が少なく、ひとつの飛行機に多くの乗客を集めるために便数を減らしているのですが、航空会社も経営が大変でしょうから、仕方のないことです。とはいえ2時間ほどのロスになりますね。


2021.4.11

 撮影した写真の整理は、フィルム時代はケースに入れてスリーブごとの説明をつけても割と早く終わっていましたが、今はデジタルなので、撮影したものをフォルダごとに分類できるようになりました。わかりやすくあとで探しやすいのはいいのですが、その分、時間もかかります。カメラが新しくなるとファイルサイズも大きくなるので、写真を処理するのにパソコンのパワーもだんだん高性能のものが必要になってきます。500mmもそうですが、更新すべきものが増えてきますね。


2021.4.10

 歌舞伎座での四月大歌舞伎に行ってきました。新型コロナの感染が拡大しているのが影響しているのか、お客さんが少なめでした。500mmレンズが古いせいか、撮影中にフリーズするという恐ろしいトラブルがありました。でもすぐに復旧してくれたので助かりました。さすがに30年前のレンズと最新のカメラの組み合わせでは、対応しきれないこともあるのでしょう。でもよく今まで動いてくれていたと思います。500mmは、超望遠の割には3kgとレンズが軽いので、野生動物を撮影するのに大変重宝していました。まだ使えていますが、そろそろ更新も考えないといけないのですかね。


2021.4.4

 木馬亭(東京・浅草)での真山隼人独演会の撮影をして来ました。寛永三馬術の連続読みで、浪曲も大変面白く、楽しい撮影でした。久しぶりに沢村豊子師匠にもお会いできて嬉しかったです。豊子師匠は松尾芸能功労賞、さくらさんは上方舞台裏方大賞に続いてこのほど大阪文化祭奨励賞を受賞しました。おめでたいこと続きです。


2021.3.29

 昨年7月の熊本の豪雨で、浸水の被害を受けた人吉旅館で、復旧工事が始まったとのことです。「五木の詩」の写真展をロビーで開かせていただいた縁で、気になっていたのですが、喜ばしいニュースでした。人吉旅館は、国の登録有形文化財にもなっている純和風の木造建築で、大変趣のある旅館でした。水害で大きな被害を受けていたのですが、復旧に向けた大きな一歩です。今夏以降に一部再開したいとのことでした。


2021.3.27

 ユーチューブでハービー山口さんのトークを見ました。ハービーさんの話は久しぶりに聞いたのですが、モノクロ写真の魅力を語っていて、あらめてモノクロの良さを感じました。前にお会いした時も講演会でもハービーさんはよく話すのですが、この動画でもロンドンの地下鉄で撮影したジョー・スマトラーの写真を見せながら、「撮りたいものはすべて撮れ、それがパンクだ!」というジョー・スマトラーに言われた言葉を紹介していました。こういう言葉を聞くと、もっと撮らないといけないなと叱咤されます。


2021.3.25

 先日「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」の連続セミナーに参加しました。いろいろお話を聞いて、今取りざたされている穴あきの川辺川ダムで、どれほどの効果があるのか疑問に思いました。また、ダム建設で村はどうなるかも心配になりました。昨年7月の水害で亡くなった方の原因は、そのほとんどが支流の小さな川の氾濫で、球磨川本流の氾濫が原因ではないようです。川辺川ダムがあったとしても、その被害をなくすことはできないという見立てです。
 土地の利用も、昔は水の出る所として人が住んでいなかったところが、今は施設ができたり住宅ができたりしているということでした。そのようなことを踏まえて考えれば、ダム建設よりも川と共存するために、まだまだやることがたくさんあるように思えました。参考の資料などは以下のURLを見てください。
http://kawabegawa.jp/savekawabe/


2021.3.14

 五木村はこのところの暖かさで山桜が満開を過ぎ、ソメイヨシノも咲き出しています。コロナの影響もあり、観光客は少なく、村は静かなものです。昨年7月の球磨川の氾濫で、またダム問題が持ち上がり、ダムができればせっかく作った宿泊施設が水没してしまう事態になっています。とはいっても、村ではダムの話は表立っては出てきません。賛成も反対も口にしにくいのが現状です。村はまた、周りの状況に揺さぶられることになりそうです。


2021.3.11

 東日本大震災から10年が経ちました。昨年まで福島の被災地には足を踏み入れていなかったのですが、昨年から少しずつ現場を見ています。10年がすぎたところから、写真で何ができるのだろうかと思うばかりです。先日、写真展を開催していた吉川譲さんにお会いしたときに、まだまだ福島は伝えていかないといけないと言われました。その中に私のやるべきことがあるのか、それは何なのか、現場に通いながら考えてみたいと思います。


2021.3.6

 歌舞伎座で開かれている三月大歌舞伎の撮影に行ってきました。歌舞伎は1月から3部制になりましたが、コロナ禍が続いているので、客席は1席おきの状態です。大向こうもないので、少しさみしい限りですが、それでもお客様が入る舞台があるだけ昨年よりいいですね。
 今回も客席の最後方からの撮影でしたが、完全無音撮影だったのでお客様に気兼ねなく撮影ができました。瞳AFも使ってみましたが、どうも若干のピントがきっちりきていないように見えます。カメラの個体のせいなのか、サイレント撮影との組み合わせのせいなのか、これから様々なケースで確認していきたいと思います。


2021.2.21

 東京・渋谷のBunkamuraで開かれているドアノーの写真展を見てきました。ドアノーは好きな写真家の一人です。人の捉え方やアングルが好みです。演出した写真もありますが、演出のないストレートな写真がいいですね。ドアノーの言葉に「見た人に物語の続きを想像してもらえるような写真を撮りたい」というのがありますが、ドアノーの写真はまさにそういう写真が多いです。そういう写真が撮れたら理想的です。難しいですけれど、追い求めたい言葉です。


2021.2.17

 写真の審査をした高等学校文化連盟全国写真専門部主催の第9回日韓中高校生フォトコンテストの写真展が、2月18日(木)から東京都新宿区新宿1丁目のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催されます。日韓中、各国の高校生の感性の違いを見ることができる作品が並び、面白い写真展だと思います。24日(水)までで、10:00〜18:00、最終日は15:00まで。日曜休館です。


2021.2.13

 東京・銀座の富士フォトギャラリーで開かれている吉川譲さんの写真展に行ってきました。ご本人もおられて、久しぶりの再会ができました。懐かしい話もできて、いい時間を持つことができました。写真展には、東日本大震災の被災地に足繁く通って撮影された写真が並んでいます。いいタイミング、いいアングルで撮影されていて、学ぶところがたくさんありました。


2021.2.6

 日本写真家協会(JPS)の国際交流委員会というところで、協会の仕事をさせていただいていますが、この委員会では協会のホームページで「表現者たち」という企画を進めています。第3弾となる今回、取り上げている井津建郎さんの写真展「ETERNAL LIGHT  永遠の光」(東京・御茶ノ水、ギャラリーバウハウス)を見て来ました。1枚1枚の写真の良さだけでなく、クオリティの高いプリントで、写真に写し込まれている世界に惹かれました。日祝休みで2月13日までですので、ぜひご覧になってください。
 「表現者たち」の企画はこちらです。https://www.jps.gr.jp/kokusaikikaku03/


2021.2.4

 古くからの知り合いで、写真記者時代に色々と勉強させていただいた大先輩、吉川譲さんの写真展「3.11あれがら10年たっだ」のお知らせをいただきました。東日本大震災の写真を発災当時から撮り続けて、10年の節目でまとめた写真展です。2月12日〜18日の日程で、東京の銀座1丁目にある富士フォトギャラリー銀座で開かれます。お近くに行かれる方は、ぜひ足を伸ばして見ていただきたいと思います。


2021.2.3

 講演会「五木村の人々を見つめて」の担当者とお話をしました。今回は延期になり大変残念でしたが、この状況では致し方ないところです。延期してあらためていつ頃開催するか、難しいところです。この先、新型コロナウイルスの感染状況がどうなるかによって、かなり違ってきてしまいます。一般の人がワクチンを打てるようになるのが6月と言われていますが、遅れると見込んで6月下旬か7月からでしょうか。今確保されているワクチンが順調に日本に入ってきたとして、多くの方が2回の接種を終えるのは、9月ごろでしょうか。と考えると9月以降であれば、再度の日程変更をしなくて済むのでは、となり、9月以降で日程の検討をすることになりました。参加予定だった人からの問い合わせもあるとのことで、講演会を楽しみにしていただき、ありがたいことです。だいぶ先の話になりそうですが、なんとか安全な状況で開きたいものです。
 今回の感染第3波が収まりきらないうちに、緊急事態宣言が解除され、Gotoが再開されて第4波なんてことにならないことを祈るばかりです。とはいえ累計の感染者数は40万人ほどで、まだ人口の1%にも満たない状態ですから、第4波が来てもワクチン接種が進めば、かなり安全な状況になりそうです。こればかりは待つしかないですね。


2021.1.28

 今日はNHK FMの浪曲十八番で、久しぶりに五月一秀さんの浪曲を聞きました。沢村さくらさんの三味線で、相変わらずの渋い声で唸る一秀さんの「富島松五郎伝」、聞きごたえがありました。しばらくお会いしていませんでしたが、元気に活躍されていることがわかりました。一秀さんは、東京ではなかなか見ることができないので、こうした番組は嬉しいですね。


2021.1.11

 新年最初の歌舞伎「壽 初春大歌舞伎」の撮影に行ってきました。演目は「夕霧名残の正月」、舞が美しく見応えがありました。緊急事態宣言下なので、客席は間隔を空けて、大向こうもなし、少しさみしいですがそれでも満席状態で、舞台もいい舞台でした。


2021.1.9

 4月から本の値段表示が税込み表示にすることが義務化されます。これまでの表示は「本体価格+税」でしたが、その表示では認められなくなり、実際に支払う税込みの総額を価格として表示しなければなりません。これは大変困ったことです。私の本のように以前から販売している本は、カバーの価格表示を変えなければならなくなります。大変なコストがかかるので、今、出版界が法改正の必要など様々な働きかけをしているようですが、その結果次第では、これまでの本を書店で販売できなくなってしまいます。これは大問題です。行方を見守るしか出来ませんが、心配です


2021.1.7

 新型コロナウイルスの感染拡大で、緊急事態宣言が出されました。そのために16日に予定していた講演会「五木村の人々を見つめて」は延期となりました。さすがにこれだけ感染者が増えてくると、開催は難しいかなと思っていたところでした。参加を希望されていた方々には、大変申し訳ありませんが、なんとか延期して夏頃の開催を考えていますので、またよろしくお願いします。
 それにしても感染者と非感染者を分ける検査をしていない状況で、ワクチンも普及していませんから、波が大きくなりながらまだまだ感染拡大は続きますね。感染拡大に対する対応を始めてからほぼ1年になるのに、感染を抑え込む施策がなく、お願いばかりでは困ったものです。


2021.1.5

 今年になって初めて観に行った写真展は、東京・新宿のニコンTHE GALLERYで今日から始まった熊切大輔さんの「東京美人景」です。さすが熊切大輔さん、東京の様々な街角で個性のある女性を撮影していました。うまく撮るなぁと思うと同時に勉強になりますね。様々な写真を見ることは、自分のためにもなるので今年もできるだけ多くの写真展に足を運ぼうと思います。


2021.1.1

 あけましておめでとうございます。今年の新年は福島県双葉町で迎えました。年越しにお参りをする町の人はわずかでしたが、午前0時に太鼓を鳴らし、神事が厳かに執り行われました。昨年4月から常時立ち入りが出来る地域が出来ましたが、まだ戻って住むことは出来ません。原発事故から10年となりますが、未だに住民はゼロです。これからどのように町を元に戻していくのか、それがどこまで出来るのか、原発事故がもたらした大いなる課題です。